2004/8/1 新設
アメリカヒトツバタゴ 京都府立植物園 写真提供 梶本興亜 氏
アメリカヒトツバタゴの学名は、Chionanthus
virginicus
である。モクセイ科の落葉小高木で樹高は10m前後である。アメリカ東南部に自生し、京都府立植物園、小石川植物園など国内各地に生育されている。写真、資料などでまとめてみた。
花は、純白で雪のような花は国内産 Chionanthus retusus と変わらない。花は芳香があり、花弁は4枚で、その形状は細く長く先端が尖っている。この点でChionanthus retusus と区別できる。
葉は、托葉のない単葉で、長い葉柄があり対生する。緑色、やや大きい楕円形である。裏面に毛が少ないが個体差がある。果実は、核果で熟すと黒紫色である。
アメリカヒトツバタゴ(Chionanthus virginicus) のヒトツバタゴ( Chionanthus retusus) と異なる点を挙げてみる。
@樹高がやや小振りである。(小高木、10m前後)
A花は芳香があり、花弁が細く長い。
B花序は、腋芽からのびて下垂する。
C葉がやや大きめで、裏面に毛が少ない。
Dアメリカ東南部に分布する。
京都府立植物園のアメリカヒトツバタゴ
写真提供 伊藤 昇 氏
茅野市玉川 佐野邸のアメリカヒトツバタゴ 提供 : 佐野 教江 氏
アメリカヒトツバタゴのサイト紹介
【アメリカヒトツバタゴの写真サイト】
梶本@木々の移ろい の「ヒトツバタゴ」、「アメリカヒトツバタゴ」(このページで詳細が分かる)