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〒817-0011 長崎県対馬市厳原町宮谷 125-1

ピアノ発表会significance of recital

ミニ・ミニ・コンサート(発表会)

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 家族や友人、知人など多くの人に演奏を鑑賞していただくことは、子どもたちにとって二年に一度、人前で日々の練習の成果を思う存分発揮し、披露する一大イベントであり、励みともなります。
 コンサートに臨むにあたり、スキルアップの遅いお子様も上達が実感できるよう、通常レッスンに十分な時間をとることで、コンサートでの難しい曲への挑戦がより現実味を帯びます。 二年後の成長が著しく感じられて、こどもたち一人ひとりにとっての一番を鑑賞していただくために、コンサートの選曲から仕上げまで、半年程度の時間をかけて準備とレッスンが進みます。 コンサートまでの限られた時間にパフォーマンスをまとめ、緊張を乗り越えてステージに上がります。 大きなステージで独奏する経験は魅力的ですし、こどもたちの人間形成にも大きく関わってくるでしょう。 広い空間の中でグランドピアノを弾いたときの音色や音圧は、家庭や教室では味わえないものがあります。 なによりも子どもたちが楽しくステージ演奏でき、達成感を味わってくれれば嬉しく思います。


みんなピアニスト

コンサートイメージ

ピアノを弾く人には、幾多のピアノ・コンクールに出場して激烈な競争を勝ち抜き、真の意味での「世界的ピアニスト」の座につく演奏家がいますが、それはごく一部です。 大多数は、音楽大学を卒業して、ピアノ教育や音楽教育を行う教師のピアニスト、ピアノの技術をもつ初等教育や中等教育の音楽教諭のピアニスト、ジャズやポップスなどのピアニスト、 そして純粋に趣味的に演奏するアマチュアのピアニストたちです。 人前でピアノ演奏をすれば、プロ・アマの関係なく、誰もがピアニストです。 コンサートの大きなステージで演奏する子どもたちはみんなピアニストであり、みんなに音楽を届けるコンサートの主人公なのです。


コンサートに向けて

コンサートの出場が決まると、通常のレッスンとは違って、披露する演奏曲をしっかり練習し、時間をかけてパフォーマンス・イメージを作り上げます。 発表会に参加を決めた子どもさんはみんな普段以上に練習するようになり、必ず上達します。 ひとつの曲にじっくり取り組むことで、音楽には繊細さや幅広さ、奥深さがあることに気づくことができます。 そして、練習と経験を重ねることで確実に実力も付いていきます。

練習から心がけたいこと
◇ 演奏するときは、曲に合わせて頭を動かせるようにすると、演奏表現のために全身の必要なところに
  必要な力を加えることができて、実力がより100%に近く発揮しやすい状態になります。
  それは人が話をするとき、伝えたいストーリーや感情、イメージによって表情が変わるように、
  演奏時の身全体の動きで音を奏でることができ、表現力が高まるのです。
◇ 作品には必ず背景に物語や風景、込められた印象、メッセージがあります。
  曲のイメージを考え、想いながら練習するようにしましょう。
  気持ちを込めて練習をしているのと闇雲に何回も繰り返し弾いているだけでは、成果は全く違います。
◇ 本番では、客席から耳を澄まして視線が集まるのを感じます。
  時には、練習しているところに家族や友人などを迎えてみましょう。
  聴く人を無視した演奏は、音楽をつまらないものにしてしまいます。
◇ 練習時間は「ある」「なし」ではなく「自ら作る」ものです。
  譜読みがきちんとできている子とそうでない子の大きな差は断然練習時間の違いです。
◇ 自分の演奏を録音してお手本の録音と聴き比べてみると、自分で弾いているだけでは気づかなかった
  いろいろなことがわかります。
◇ ご家族のみなさんは、練習演奏やお辞儀の仕方、歩き方なども見てあげて、先ず褒める所を褒めてあげ、
  それから、改善すべき点があれば親切に教えてあげてください。

練習目標を立てましょう
◇ 3ヶ月間で仕上がるように自宅練習にも力を入れよう。
◇ ノーミス演奏を目指そう。
    ミスしたところを何度もリピート練習して丸暗記するのではなく、ミスした原因を念入りに
    修正する練習をすると全体としての実力向上につながります。
    仮にミスタッチしたとしても、聴く人に気づかれなければマイナスイメージはなりません。
◇ 演奏に気持ちを込めて豊かな表現づくりをしよう。
◇ 暗譜での演奏ができるようにしよう。

など


ステージマナー

コンサートイメージ

演奏者はマナーを守って、聴いていただいている皆さんに対して最大限のおもてなしをする気持ちが必要です。
登場するところから演奏は始まっています。登場からの立ち居振る舞いや見栄えも演奏の一部です。
演奏会の客席では、演奏の音だけを聴いているわけではなく、演奏者がどういう風にこのステージに向かっているのか、演奏の上手い・下手ではなく舞台姿を含めて楽しんでいます。
ステージ上の自分がどう見られたいか、どんな自分でいたいか、どんな自分になりたいかを意識することからマナーが始まります。


♪ 服装、ヘアスタイルは演奏するのにふさわしいものにしましょう。
  演奏曲のイメージをもとに舞台映えする衣装選びを楽しみましょう。
  ドレスの人は、座った時の客席側のドレスの状態が綺麗に見えるよう気をつけましょう。
  客席からご父兄が演奏中のお子さまの写真やビデオを撮られことを考慮して髪のセットをされると、素敵な写真や
  映像が撮れます。
  演奏中は、ほぼ横顔しか見えません。髪の毛を下ろしていると、ピアノを弾くときには鍵盤に目線が行き顔をうつ
  むけて顔が髪の毛で隠れてしまいます。
  これでは写真、ビデオに撮ってもかわいい顔が写らなくて残念な絵になります。
  演奏者の右側が客席です。

♪ 入場の時は背筋を伸ばし目線を上げ、少し微笑んで、柔らかい表情を心がけると素敵です。
  どんなに緊張していても、なるべくそのような素振りを見せないために、少しゆっくり目に、堂々とした足取りで
  登場しましょう。
  それから客席に対して丁寧なお辞儀をしましょう。
  丁寧なお辞儀は、動作が落ち着いて見え安心感があります。

  ※ お辞儀の仕方で印象が変わります。
     @ お辞儀をする時は、おへその前で手を組み約1〜2秒くらい正面を向いて静止します。
     A 腰から頭の天辺までを一直線にして、腰から折れる(腰を後ろに引く)ようにイメージします。
       横から見ると「く」の字になるのが綺麗なお辞儀に見えます。
       背筋に対して頭が前垂れすると、猫背になってしまい見た目も良くありません。
     B お辞儀は5カウントでしましょう。
      「1」で30度まで一気に曲げます。
      「2」で静止します。
      「3」「4」「5」で上体を上げてきます。
     C お辞儀が終わったら約1〜2秒くらい静止し、それからピアノ(舞台袖)に向かいます。

  退場の時も同様です。仮に思うような演奏が出来ずガッカリしていても、顔や態度に表さず、最後まで
  「見られている」ことを意識して、良い印象を残して堂々とステージを後にしましょう。

♪ 楽譜は綺麗な楽譜を使用しましょう。
  ページが閉じてこないようにしっかりと開く癖をつけておきましょう。
  コピーしたものを使う場合は、画用紙などの厚紙に貼るかフォルダーにおさめるなどして、しっかりと譜面台に
  立つように準備しておきましょう。
  譜めくりをしてもらう場合は、予めページの端を小さく折っておくと、めくり損なうリスクが減り安心です。
  自分で譜めくりをする場合は、演奏の流れを止めずにめくれるように楽譜の準備をして、譜めくりの練習をして、
  タイミングや動きに慣れておきましょう。

♪ 椅子の調整は、客席に体の正面を向けた状態(せめて横向き)で上げ下げした方がスマートです。
  リハーサルの時に、前の演奏者の椅子の高さからどのぐらい上げたり下げたりすればいいのか、予めチェックして
  おくと安心です。
  ピアノに近づき過ぎて座った場合、一回立ち上がり椅子を持って、音を立てないよう後ろに下げるとスマートです。
 
♪ 演奏中は、ミスしても演奏を止めてキョロキョロしたり、舞台袖の方を振り向かず、最後まで何事もなかったかの
  ようにピアノに向かって全力で演奏しましょう。


発表会でしてはいけないこと

◇ お辞儀を丁寧にしない
◇ 演奏の手を抜く
◇ 先生やお手伝していただいている係の方々の言う事を聞かない
◇ ホール内での飲食は禁じられています
◇ 他の子どもさんの演奏を聞かない


参加費について

参加費はコンサートに関わる諸経費にのみに充てられます。
(注)申込締切以降のキャンセルは参加費の払い戻しが出来ません。

◇ 会場使用料(エアコン使用料別途)
◇ ピアノ使用料
◇ 施設管理委託業者費
◇ 記念写真撮影料及び写真プリント代
◇ 花など装飾代
◇ プログラム・ポスター及びプリント文書類印刷費
◇ 新型コロナウィルス感染症対策用品(消毒用アルコール、除菌シートなど)
その他のコンサート運営に関わる必要経費


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